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ベランダ防水「通気緩衝工法」現場レポート(豊橋市豊川市田原市蒲郡市 屋根外壁塗装専門 河合塗装工業)

防水について 2021.03.02 (Tue) 更新

こんにちは。
豊橋市の河合塗装工業の岡田です。

先日行った、ベランダ防水の施工をご紹介します。今回行った防水工法は、ウレタン防水の「通気緩衝工法」です。

この工法は基本的に、平場(床)は絶縁、立ち上がりは密着となります。

絶縁とは、簡単に言うと下地と密着していないと言う意味です。そのかわり、下地と防水層の間に溜まった湿気は、「脱気筒」と言う装置から排出されます。

この「通気緩衝工法」は名前の通り、平場(床)に通気緩衝シートを敷くことにより下地と絶縁します。

また立ち上がりにはメッシュ シートを張りその上に防水層となるウレタン塗料を塗布していきます。

1日目

⚫︎施工前状況

今回はシート防水からウレタン防水への改修となります

⚫︎既存のシート防水の撤去状況です

下地はモルタルでした。下地がコンクリートやモルタルの場合、通気緩衝工法を採用する事が多いです。

シートを剥がした後は、下地乾燥のため一晩そのままにしておきます。1日目はこれで終了です。

 

2日目

⚫︎プライマーを塗布していきます

⚫︎通気緩衝シートを敷いていきます

プライマーを塗布して通気緩衝シートを敷くと密着になるんじゃないの?と思うかも知れませんが、通気緩衝シートの裏面は、空気の通り道となる凹凸があるため完全な密着にはなっていないのです。

⚫︎脱気筒の取付位置に孔を空けます。この位置はベランダ床部分の一番高い位置になります。

この孔が湿気の逃げ道となります。シートのつなぎはジョイントテープを貼りますが、必ずジョイントの行き先は、この脱気筒の孔につながるようにしています。中の湿気を逃すためです。

⚫︎脱気筒の設置状況です

この脱気筒から、下地から来る湿気が排出してあげることにより、防水層の膨れ(空気による)を防止します

⚫︎立ち上がりと外壁の隙間にシーリングを充填していきます

⚫︎立ち上がりの入隅(角)にもシーリングをしていきます

⚫︎立ち上がり部にメッシュ シートを貼っていきます

このメッシュシートは建物の揺れや衝撃などにも柔軟に対応してくれます

⚫︎立ち上がりの防水層の塗布状況です

⚫︎平場(床)の防水層塗布(1回目)状況です

1層目塗布後、乾燥のためこの日の作業はここまでです。これで2日目の作業が終了です。

3日目

⚫︎防水層塗布(2回目)状況です

塗布後、乾燥のためこの日の作業は終了です。

4日目

⚫︎表面保護塗料(トップコート)の塗布状況です(立ち上がり部)

立ち上がりは刷毛で塗っていきます

⚫︎表面保護塗料(トップコート)の床部塗布状況です

これで作業終了です

⚫︎施工完了

撤去も含め計4日間の施工でした。

以上ウレタン防水の通気緩衝工法の施工リポートでした。

今回は、通気緩衝工法を採用しましたが、現場の状況によって、最適な工法が異なるため、その都度現場を確認させて頂いた上で、施工方法を判断しております。

少しでも気になるようでしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。   

河合塗装工業は、東三河(豊橋市、豊川市、田原市)を中心に施工を行っております。

今後ともよろしくお願い致します。

不明な点はお気軽にお問い合わせくださいませ。
    

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