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【蒲郡市I様邸】モニエル瓦の屋根塗装!スラリー層の徹底除去と丁寧な下塗りが長持ちの秘訣

【蒲郡市I様邸】モニエル瓦の屋根塗装!スラリー層の徹底除去と丁寧な下塗りが長持ちの秘訣

本日のブログでは、現在施工を進めさせていただいている「外壁・屋根塗装塗替えの現場」についてレポートいたします。 今回は、蒲郡市にお住まいのI様邸に伺ってきました。I様、この度は「きちんとした丁寧な施工をしてほしい」という強いご希望のもと、数ある業者の中から弊社をお選びいただき、誠にありがとうございます。たいへんありがたいことであり、従業員一同、ご期待にお応えできるよう身を引き締めて作業を頑張らせていただきます!

今回のI様邸の屋根には、「モニエル瓦」という少し特殊な瓦が使用されています。 このモニエル瓦の塗装は、実は非常に専門的な知識と高度な技術が求められる工事なのです。今回は、このモニエル瓦の特徴や、なぜ施工に注意が必要なのかについて、皆様からよくいただく疑問にお答えする「Q&A形式」を交えながら詳しく解説していきます!


💡 モニエル瓦とは?なぜ塗装が難しいの?【よくわかるQ&A】

Q1:そもそも「モニエル瓦」ってどんな瓦ですか?普通の瓦と何が違うの? A:セメント瓦の一種ですが、表面の構造と形状に大きな特徴があります。 モニエル瓦は、主成分がセメントでできている瓦です。一般的なセメント瓦との一番の違いは、その表面構造にあります。一番上にある「塗膜(トップコート)」の下に、「スラリー層」と呼ばれる着色されたセメントの層があり、そのさらに下に基材となるセメント系の瓦があるという、ミルフィーユのような多層構造になっています。 また、形状も普通のセメント瓦とは異なり、瓦が重なり合う部分(小口)が少しボコボコとしているのが見た目の特徴です。

Q2:モニエル瓦にはどんなメリットがあるのですか? A:環境に優しく、防水性や断熱性、耐震性に非常に優れた屋根材です。 モニエル瓦は、高度なコンクリート形成技術によって作られています。そのため、人体に有害なアスベスト(石綿)を一切使用していません。さらに、製造工程において高温で焼き上げる「焼成加工」が不要なため、二酸化炭素の発生が最小限で済むという、非常に環境に優しいメリットがあります。 また、施工性が良く、豪雨や強風にも耐えうる高い防水性を備えています。断熱性や耐震性に優れているだけでなく、洋風のお家にも和風のお家にも合う、デザインの多様性も人気の理由です。

Q3:では、デメリットやメンテナンス時の注意点は何ですか? A:リフォーム(塗り替え)の際、表面の「スラリー層」の処理が非常に厄介な点です。 ここが一番のポイントです!長年紫外線や雨風に晒されると、一番上の塗膜が劣化し、その下にあるスラリー層にコケや汚れが付着して粉っぽく劣化してきます。 この劣化したスラリー層を「完全に」取り除かずに上から新しい塗料を塗ってしまうと、古いスラリー層ごと新しい塗料がペロリと剥がれ落ちてしまうという施工不良(早期剥離)の原因になります。そのため、メンテナンスの際には、このスラリー層を注意深く、かつ徹底的に除去しなければならないという大きなデメリット(施工上の難点)があるのです。

Q4:厄介な「スラリー層」は、どうやって除去するのですか? A:「トルネード洗浄」という強力な高圧洗浄で、根こそぎ洗い落とします。 通常の高圧洗浄機ではなく、水が竜巻のように回転しながら噴射される「トルネードノズル」を使用した高圧洗浄を行います。通常の洗浄よりも破壊力・洗浄力が高いため、ボコボコとした形状の隙間に入り込んだ劣化したスラリー層や頑固な汚れ、コケなどを、時間をかけてしっかりと削り落とすように除去していきます。この洗浄作業の徹底具合が、モニエル瓦の塗装の寿命を決めると言っても過言ではありません。

Q5:洗浄後の「下塗り」がたくさん必要だと聞いたのですが、本当ですか? A:本当です。専用の下塗り材を「瓦が吸い込まなくなるまで」何度も塗る必要があります。 スラリー層を綺麗に洗い流した後のモニエル瓦は、表面がむき出しになり、まるで乾燥したスポンジのように塗料をグングン吸い込んでしまう状態になっています。ここでケチって下塗りを1回で終わらせてしまうと、上に塗る仕上げの塗料まで瓦に吸い込まれてしまい、色ムラや艶引け、早期の剥がれに繋がります。そのため、モニエル瓦専用の「浸透性のある下塗り塗料」をたっぷりと、吸い込みが止まって表面に濡れ感が出るまで(通常2〜3回)塗り重ねる必要があるのです。


現場レポート:蒲郡市I様邸の現在の進行状況

ここまでお読みいただき、モニエル瓦の塗装がいかに手間と技術を要するものかお分かりいただけたかと思います。

さて、蒲郡市のI様邸では、現在どこまで作業が進んでいるかといいますと…… 先ほどお話しした**「トルネード洗浄」によるスラリー層の徹底除去**が無事に完了いたしました!周囲に汚れが飛散しないようしっかりと養生を行い、職人が丸一日かけて、屋根の隅々まで劣化したスラリー層と汚れを洗い流しました。

そして洗浄後、しっかりと屋根を乾燥させてから、モニエル瓦専用の下塗材による「下塗り1回目」の塗布が完了したところです。 I様邸の屋根も、洗浄後はやはり塗料の吸い込みが激しい状態でした。そのため、今後の工程としては、さらに下塗りを「あと2回」行う予定です。つまり、下塗りだけで合計3回塗ることになります。 見えなくなってしまう下地作りの工程ですが、この「見えない部分の丁寧な仕事」こそが、10年後、15年後の屋根の美しさと耐久性を守る最大の秘訣なのです。

「きちんとした施工」をご希望されたI様のご期待に120%お応えできるよう、私たち河合塗装工業は一切の妥協を許さず、丁寧な仕事を心掛けてまいります。

これからの季節は天候が変わりやすい時期でもありますが、塗料の性能をしっかりと発揮させるためには、適切な気温と乾燥状態が欠かせません。この先も、現場作業がスムーズに進むよう、 いなぁと空を見上げながら願っております。


お住まいの屋根・外壁のお悩みは河合塗装工業へ!

ご自宅の屋根が「モニエル瓦かどうかわからない」「築10年以上経って色あせやコケが目立ってきた」という方は、ぜひ一度、河合塗装工業による**【無料屋根診断】**をご利用ください。 屋根の上は普段ご自身では見えない場所だからこそ、専門のプロの目でしっかりと状態を確認し、適切なメンテナンス方法をご提案させていただきます。もちろん、強引な営業などは一切行いませんのでご安心くださいね。

豊橋市、蒲郡市をはじめとする東三河エリアの皆様の安心で快適な暮らしを守るため、河合塗装工業はこれからも全力で走り続けます! 外壁塗装、屋根塗装、防水工事、雨漏り補修のことなら、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

次回のブログでも、I様邸の施工の続きや、皆様に役立つ塗装の知識をお届けする予定です。ぜひお楽しみに!

【お問い合わせ先】 外壁塗装・屋根塗装・防水工事専門店 河合塗装工業 (※お問い合わせは、お電話またはホームページのお問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ!)