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外壁・屋根塗装 豊橋市 『足場の種類』

豆知識 2021.01.12 (Tue) 更新

みなさんこんにちは。
外壁塗装・屋根塗装・防水工事専門店の河合塗装工業です。

 

 

 

今日は少し専門的なお話になりますが、

塗装や建設現場に欠かせない足場の種類と特徴について書いていこうと思います。

 

 

まず一般的に外壁塗装や屋根塗装をするときに使われる足場は「くさび式足場」という足場です。
隣とのスペースがなく、くさび式足場が難しいときは「単管足場」という足場を使います。

 

 

くさび式足場とは
部材の接続部分に、「くさび」という金具をハンマーで打ち込んで組み立てる足場です。
一定間隔で鋼管(鉄パイプ)を支柱として立てて、そこに水平材や斜材を固定して組み上げます。

 

組立てや解体が簡単で、複雑な形状の建物にも対応でき、コストパフォーマンスにも優れていますが、場所によっては設置できないこともあります。

  

 

単管足場とは
単管と呼ばれる、直径48.6mmの鋼管を使って組み上げる足場です。
昔は丸太が使われていましたが、時代の変化に伴い、鋼管が使われるようになりました。
単管にクランプという金具を接続し、さらにボルトで固定して組み上げていきます。

 

組立て自体は比較的簡単で、足場の形状の自由度が高いため、
くさび式足場など他の足場が使えない狭い場所でも組み上げることができます。

欠点は、組立てと解体にやや時間がかかることです。

 

 

河合塗装工業では、住宅の塗装だけでなく公共工事も施工しています。

学校などの大きな建物や、橋梁などではさらに特殊な足場をつかったりします。

高い建物だと不注意や突風などで転落事故で命を落としてしまうこともあります。

 

国土交通省と農林水産省が2004年度から全ての直轄工事で標準採用とした、
手すり先行足場というものがあります。

  

転落事故が、足場の床板の組立・解体時に多く生じることに着目したもので、
足場の床板の取り付ける前に、一段の上の手すり部分を先に取り付けて、
足場の床を取り外す際には、床板を取り外してから手すりを外す手順で作業をします。

 

また、橋梁の塗装工事などでは吊り足場といって、
通常の現場で施工される足場は地面から上に組み上げていくものですが、
吊り足場は上部からクサリなどで足場を吊り下げるものです。

 

それによって地上に足場が立てられない現場でも橋梁の塗装工事ができます。

  

 

足場の目的は、職人さんの作業がしやすいように場所をつくる事ですが、
何より足場スタッフ含め、作業員全員の安全を守ることが一番の目的ですから
安全性を最優先し、決して手抜き工事は許されません。

 

他にも様々な種類の特殊な足場があるので、調べてみると面白いですよ。

 

 

 

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